2016-04-21 第190回国会 参議院 内閣委員会 第12号
ただ、それを行政府に求めるだけでなく、市民にもできることはないかを共に考える、そんな市民力の育成も必要だと思っております。 子供の声が騒音だといって保育園建設を阻んだり、公園で子供が声を上げて遊ぶことを禁止させるような国民の意識をどう変えていけるんだろうか。待機児対策、確かに喫緊課題です。
ただ、それを行政府に求めるだけでなく、市民にもできることはないかを共に考える、そんな市民力の育成も必要だと思っております。 子供の声が騒音だといって保育園建設を阻んだり、公園で子供が声を上げて遊ぶことを禁止させるような国民の意識をどう変えていけるんだろうか。待機児対策、確かに喫緊課題です。
どういった取り組みをしているかといいますと、一番は、何といいましても、地方創生もイコールなんですけれども、地方創生、地域内分権、そして住民自治、市民力ということを、順番に私としては受けとめているんです。 まず、地方分権イコール地域内分権をするためには、それぞれ皆様のふるさとでは、多分、社会教育では、公民館、分館という、小学校区に分かれた中でのそういった施設が設置されております。
仙台市がロールモデル都市に選ばれた理由というのは、市民協働の取り組みと市民力で防災をやっていこう、そういう姿勢が国際機関からも評価されているということです。
を活用しまして、そこをプラットホームにして地域の皆さん方がそこに集い、子供たちの問題や、またさらに地域の課題についてみんなが話し合って、そして、皆さん方がまたボランティアなりという形で教育支援を行うということで、いわばコミュニティーソリューション、つまり、地域の問題解決を自分たちが自主的、主体的に行っていくという中で、これは、子供たちも非常に幸せになって自己実現に資しますし、市民の皆さん自身もまた市民力
また、コミュニティーデザイナーの山崎亮さんは、要望陳情型から提案型の市民を増やして、やればやるほど楽しくなるような地域づくりをしていくためにも、市民力を活用した施策を展開をしていき、それぞれの地域の良さを出していくようにすることが必要だとおっしゃいましたが、まさに同感です。
それを通じて、要望陳情型から提案型の市民をどんどん増やして、やればやるほど楽しくなってくる、地域も少し良くなってくるというようなことをやっていかないと、これから財源が縮小していく、経済もこれから大きく上向くということをなかなか展望できないような時代の中で、もう一度市民力を活用したような施策を展開していかないとこの国のそれぞれの地域の良さというのが出てこないということになるんではないかなというふうに思
ただ、そのときに、これも私が最後のところで申し上げたと思いますが、そういう市民力というものを育てていくというのはそれなりの時間と財源が必要であり、それをバックアップする行政の公的責任というのもあるだろうと思います。
そして、違ったままでこれからいくというときに、伝統ある、歴史ある社会福祉法人と、それから、資金の都合をつける、そういう力量をシステムとして持っている営利法人との間に挟まって、一生懸命地域で活動を進め、介護保険にも参入してサービスを提供して、市民力としての福祉をこれから生かしていきたい、広げていきたいというそこの皆さんに何か先行きがまだよく見えないという不安があるわけですね。